焙乾の木の香りが香ばしい荒本節。
生切り→ 煮熟 (しゃじゅく)→焙乾(ばいかん)→表面削り→カビ付→天日干し
鰹節の製造過程で、焙乾(ばいかん)までの工程の鰹節を「荒本節」と言い、その表面を削ったものを「裸本節」と言います。
カビをつける(本枯節)前段階の鰹節で、焙乾工程の木の燻の香りが特徴の鰹節です。
カツオから鰹節を作る際に、半身をさらに中骨で切り分けることで、4本の鰹節が作られます。そのうちで、背中の方を男節 (雄節)、腹の方を女節(雌節)と呼びます。
一匹のカツオからは男節が2本、女節が2本作られるんです。
裸本節は本枯節より軟らかいので削りやすく初心者やお子様にもお勧めです。
注)裸本節を削るには鰹節削り器が必要です。